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「日本の労働人口の約50%が人工知能ロボットで代替可能」がいよいよ本格的にせまってきましたね

ニトリホールディングス ロボット倉庫を導入

 ニトリホールディングスは、子会社のホームロジスティクスで自動FA倉庫を導入。従来の同社の倉庫に比べて作業効率が3.75倍になり、在庫面積を40%削減したと発表。

 

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わかる労働力概説

今回導入したノルウェーの企業が開発したシステムを国内で初めて導入しました

 投資額は数億円とみられ、一般的な自動倉庫は通路内などを搬送機械が動いて必要な商品を集める、新システムは商品を収納したコンテナを積み上げ、上部から自動ロボットが出し入れする。などのプロセスがおこなわれています。これにより、通路などが不要なため収納スペースが節約できるようになりました。

 ニトリでは導入前の問題点として、終日歩き回りながらのピッキング業務や出荷量の変動は人員の増減でコントロールしていたほか、在庫品目数の増加に伴い通路を縮小することで作業性が低下していました。

 

日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能等で代替可能に

 労働政策研究・研修機構が2012年に公表した「職務構造に関する研究」で分類している、日本国内の601の職業に関する定量分析データを用いて、オズボーン准教授が米国および英国を対象に実施した分析と同様の手法で行い、その結果をNRIがまとめました。

 それによると、日本の労働人口の約49%が、技術的には人工知能やロボット等により代替できるようになる可能性が高いと推計されました。

 

非定型な業務は、将来においても人が担う

 将来において芸術や哲学・神学など抽象的な概念を要し、それを活かす職業。そして営業や調達など、他者との協調、交渉や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス性が求められる職業は人工知能等での代替は難しいでしょう。

 人手不足が深刻になるなか、女性や高齢者でも働きやすくなるという環境は確保しやすくなりますが反面、梱包、検査、PCオペレーション等のかんたんなルーティン業務においては代替される可能性があります。

 

今後ますます賃金格差がでてきます。がんばって知恵使って生きていかないとダメですね。