先進7カ国(G7)が世界的な「鉄余り」懸念
先進7カ国(G7)は伊勢志摩でおこなわれている主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の貿易分野において、 世界経済の重しとなっている鉄鋼の世界的な供給過剰問題について「経済や貿易、労働者に悪い影響を及ぼす鉄鋼の過剰生産を是正するため、必要に応じ対抗措置を検討する」と明記。
政府や政府系機関による生産支援に懸念を表明し、名指しを避けたものの、生産能力拡大のための過剰設備と補助金で支援する中国をけん制しました。
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中国は5年間で3倍の生産量
粗鋼生産量が世界最大の中国は、2000年以降、鋼材の輸出量が5年間で3倍近くに急増し、2015年は約8億トンと日本の約7・6倍まで膨らんだ。
それにより世界的な「鉄余り」で鉄鋼価格は急落。、日米独などの鉄鋼メーカーも、景気減速で需要が減速していることもあって価格が下落し、収益に影響がでています。
G7以外が儲かるとクレーム言うのもどうかなと思いますね。おそらく品質レベルは低いかと思われますので、日本はそこを勝負すべきでしょうか。