日本電産、4期連続増収 売上高、純利益とも最高
日本電産は2016年3月期連結決算について、売上高が前期比14・6%増の税引前利益、純利益ともに過去最高を更新しました。
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車載モーターが好調
アップルのスマートフォン用部品では影響を受けましたが、車載や家電、産業用のモーターが好調でした。
最も売上が伸びた事業は車載用で37・7%増の2713億円。ドイツのポンプメーカーの買収効果および、パワーステアリングなど電動化した自動車部品用モーターが堅調に牽引した。
損失についてはアップル社の新型スマホ用の振動モーターの影響を受け、主に生産設備について35億円の減損損失を計上したが、新製品投入効果などで最高益を達成。
2017年も増収増益を予想
17年3月期は、車載や家電、商業、産業用事業が堅調とみて増収増益を予想。設備投資は過去最高の1100億円を予定しています。
同社はスマホ用の振動モーターについては今後、市場はのびると予想。