ローソンとファミリーマート 熊本エリア各80店、営業を停止
ローソンは熊本県内141店のうち80店舗、ファミリーマートは163店のうち同じく約80店舗がそれぞれ営業を停止しています。
またイオンも、熊本県内にある複合商業施設「イオンモール」2店の営業を17日まで見合わせています。
一方、営業を続ける店では、食品を中心に品薄の状態になっているという。ローソンは17日午前、バナナ600房とオレンジ1000個をトラックで熊本県内に届ける予定。
セブン&アイ・ホールディングスも16日、鹿児島県の工場からおにぎり3000個、佐賀県の倉庫から飲料水のペットボトル(2リットル)6000本などを、緊急支援物資として熊本県庁に届けられました。
物流業界も打撃
日本郵便は16日、熊本県へのゆうパックの配達受け付けを一時中止すると発表。熊本市の一部などで郵便物の配達ができないほか、熊本、宮崎、鹿児島県で遅れが生じています。
また佐川急便やヤマト運輸、日本通運も熊本県などへの配達受け付けや熊本県などでの集配を見合わせています。
熊本県を中心として相次ぐ地震で宅配便などの集配が半日以上遅れるケースも九州の広い地域で発生し、小売りや物流といった人々の生活に密接な企業に影響が及んでいます。