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ドライブレコーダー販売が急増、事故の記録で脚光

「ドライブレコーダー」事故の記録で注目 販売が急増

 「ドラレコ」販売が急増、事故の記録で脚光を浴びています。ドライブレコーダーは、ここ2年で毎年10数万台ずつ販売を伸ばしており、2015年のドラレコ国内販売台数は前年比4割増の61万台に達しました。

 衝撃映像がニュースで流れるたびに自動車保有者への製品認知度が高まり、現時点では97%とほぼすべての自動車保有者に認知されている。

 2014年4月に消費税が8%に引き上げられて以降苦戦している自動車用品店で、唯一の希望といっても過言ではないほど、市場規模は拡大している。

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KENWOOD ドライブレコーダー KNA-DR300

 

購入動機は「事故映像の記録」が8割

 購入動機としては、8割が「事故映像の記録」を挙げている。実際に、交通事故の裁判でも「証拠としての価値を判断するのは裁判官だが、ドラレコ映像は裁判で証拠となりうる」のだという。

 専業メーカー以外にも、パナソニックやパイオニア、JVCケンウッドなどの総合メーカーが参戦し、ラインナップが広がっていることも販売を後押しする。

 

 

これからは多機能化の時代にも

 今注目を浴びているのは、「イベント録画」という機能だ。大半のドラレコは常時録画しており、容量が足りなくなると古い映像を消していくことで新たな映像を保存する。

 「イベント録画」機能が付いていれば、センサーが衝撃を感知した前後20秒間の映像が別フォルダに保存され、トラブルがあったときのデータを保護することができるのだ。

 

普及率は2.5%で今後の拡大余地は大きい

ドライブレコーダーの累計販売台数は150万台。国内の乗用車保有台数6000万台のうち、約2.5%のシェア。で市場が広がる可能性はまだまだある。

 

 

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