IHI、日揮、JMUの3社 ブラジルでの造船撤退
IHI、日揮、ジャパンマリンユナイテッドの3社が、共同出資しているブラジル最大級の造船会社アトランチコスルへの出資を中止し現地での造船から撤退することが明らかになりました。
国営石油会社ペトロブラスで発覚した汚職事件の影響で工事代金の入金が滞るなど、EASには多額の損失が発生していた。
日本の造船大手は、海洋資源開発船に力を入れるブラジルの造船所に相次ぎ出資、船の建造を進めてきた。しかし汚職事件と資源安が重なり、造船の発注元であるペトロブラスの未払い問題が深刻化し、三菱重工業なども現地造船会社への出資を引き揚げるなど撤退の動きが相次いでいる。4月中旬にも譲渡を実行する見通しだ。
新日鉄住金、ブラジル鉄鋼大手に追加出資(最大300億円)
新日鉄住金は持ち分法適用会社のブラジル鉄鋼大手ウジミナスに対し、最大300億円を追加出資する方針を固めた。
ウジミナスは新日鉄住金の海外戦略の柱だが、ブラジル経済の減速で業績が悪化している。追加出資で財務体質を改善し、経営再建を後押しする狙いがある。
ブラジル経済で肝心なのは国民性
鉄鋼は品質が悪くなければマーケットは世界中にあります。なので最悪の場合、新日鉄住金のパイプでしのげると見込んでの追加出資でしょう・・・。
しかし、ちゃんと民度まで読んでるんでしょうかね。というか引っ込みつかなくなったかな。日本経済もインフラ、重工が危なくなったら鉄鋼のアウト→リーマンショック!という流れでしたのでその辺はブラジルも同じでしょうか。ペトロブラスのように馬鹿な監査方法をとらず、汚職体質でより業績悪化に拍車がかからないように監査してほしいですね。